オートマチックミッションでは、オートマチック・トランスミッション・フルード、略称ATFという専用のオイルが利用されています。
トランスミッションオイルの量は、エンジンオイルとは異なったケアが必要とされています。
ATFは高温になることもなく、クローズ状態の容器の中で使われていますので、外部からの異物混入はほとんどなく、劣化はかなり緩やかです。


とはいえ、全く劣化しないわけではありません。
部品同士でこすられたり撹拌されたりすること劣化したり、あるいは、部品が削れたことで金属粉が溜まることもあり得ます。
あくまでも目安ですが、一般的には5万kmの走行を超えたぐらいから劣化の進むテンポが加速されます。
ATFの交換時期としては、3万km走行または3年を基準に考えるのが望ましいです。
山道を頻繁に走るような、車を酷使する使用法では、もっと早めの交換をするのが安全です。
点検の仕方としては、トランスミッションケースの底から注入口の高さまでオイルが入っていれば適量です。
ATFの量をチェックするときは、ミッションが温まっている状態で行うのが一般的です。
実際に20分ほど走らせてからミッションそのものの温度を上げておく必要があります。